一般建設業都道府県知事許可の要件
ここでは、多くの方が最初にとられるであろう一般建設業都道府県知事許可
について記載します。
一般建設業都道府県知事許可を受けるには、大きく分けると次の要件
を満たす必要があります。
1.常勤役員(法人)、事業主等(個人)のうちの1名が経営業務の
管理責任者としての経験を有する者(建設業の経営に関する一定
以上の経験を有する者)であること
2.営業所に取得したい許可業種の技術者を専任で配置していること
3.反社会的勢力等、請負契約に関して不正または不誠実な行為を
する恐れが明らかなものでないこと
4.請負契約を履行するに足りる財産的基礎または金銭的信用を
有していること
5.過去において一定の法令違反をした者でないこと
申請書作成の難易度★★
建設業許可については、一般向けや行政書士向けの書籍が充実しており、比較的
書類の記入については参考にすることができると思います。
しかし、都道府県ごとにおいてローカルルールが存在し、書類の提出書類の並べ方
に始まり、細かい記載要領や必要添付書類は、必ずしもそういった書籍に記載されて
いるとは限りません。
一般の方が、申請をご自分でされることは可能と思いますが、行政書士に依頼され
た場合に比べて、書類作成に時間がかかり結果、許可までの日数が長くなる可能性が
あります。
何度も補正(書類の修正)を求められる場合も多いと思います。
それを厭わず、気長に許可を待てる場合はご自分でできるでしょう。
もし、許可が早くほしい。許可申請書作る間に仕事で稼ぐ方がいい。と思われた方
当事務所にご依頼いただければ幸いです。